安楽死と尊厳死は明らかに異なります。
尊厳死は、余命幾ばくもない状態でただ命を長らえるだけの延命処置は行わないでほしいというものです。
一方、式が迫っている患者に耐え難い肉体的苦痛があり、患者が「早く逝かせてほしい」という意思を持っていることが明らかな場合に、投薬などにより医師が積極的な医療行為を行い、患者を死なせることを安楽死と呼びます。
延命処置を行わないこととは、明らかに異なりますし、日本では患者を安楽死させた事件では、いずれも医師の有罪判決が確定しています。

ちなみに、オランダ・ベルギー・アメリカのオレゴン州などでは安楽死を合法的に認めている国や州があります。
このほか、「終末期医療の事前指示書」といい、延命治療、救急処置の一つ一つについて具体的に明記し、自分の意思を記しておく文書があります。
例えば、心臓マッサージや人工呼吸器の装着など、して欲しいか、して欲しくないかを記載します。
せっかく作成しても、意思が伝わるようにしておかなければ意味がありません。
免許証など身分証明書と一緒に持ち歩いたり、何枚かコピーをしてかかりつけ医や家族に渡しておくということも必要です。
[終末期医療の事前指示書]
自分の終末医療に関して、自分で意思を決定・表明できない状態になった時に行われる医療行為について、あらかじめ要望を明記しておく文書









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